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江戸時代後期の旗本、本草学者・武蔵石寿が著した:竹譜

著者の武蔵石寿(明和3年(1766) ~万延元年(1861)は江戸時代後期の旗本・本草学者であり、江戸の博物研究会「赭鞭会」の主要メンバーでした。

貝類図鑑「目八譜」の著者で日本貝類学史上特筆される人物。


現在の新宿区砂土原町で旗本・武蔵十郎衛門義陳の長男として生まれ、25歳で家督を継ぎ甲府や江戸で還暦(文政8年)まで勤めました。


引退後、戸山ヶ原(現・新宿区戸山)で趣味の世界に没頭するようになった石寿は、富山藩主・前田利保を中心とした本草学愛好会「赭鞭会」のメンバーとなり、本格的に本草学者としての活動を始めた後に長年の貝の研究をまとめた『目八譜』を著しました。

同書は日本博物学史上でも白眉ともいえるものです。


石寿の研究は多岐にわたり、精緻な彩色図で描かれた本書の竹譜も非常に優れたものです。




一巻

武蔵石寿//〔筆〕『竹譜 3巻』,写.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1287003






二巻

武蔵石寿//〔筆〕『竹譜 3巻』,写.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1287003






三巻

武蔵石寿//〔筆〕『竹譜 3巻』,写.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1287003




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