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賞春芳

本書は、凹字正面彫りした版木を用いて拓本の技術で製作されたものです。

「拓版画」,「正面摺り」,「木拓摺り」などと称され錦絵とは別の墨の美しさがあります。 書名は、黄檗宗の僧で画家・篆刻家でもある悟心元明(正徳3年(1713)~天明5年(1785))の扉題の書によります。 儒学者・岩垣竜渓(寛保1年(1741)~文化5年(1808)) 漢詩人,儒学者・龍草蘆(正徳4年(1715)~寛政4年(1792)) 漢詩人,儒学者・江村北海(正徳3年(1713)~天明8年(1788)) 医師・柚木太淳(宝暦12年(1762)-享和3年(1803)) などが京都の春景色を賞美した漢詩を作り、

伊藤若冲(享保1年(1716)-寛政12年(1800)) 池大雅(享保8年(1723)-安永5年(1776)) 円山応挙(享保18年(1733)-寛政7年(1795)) などの画家の絵を添えて画帖としたものです。


巻末に編者・恵美長敏(生没年未詳)の跋文があります。

著者(編者):恵美長敏 出版年月日 :安永6 年(1777)跋刊



書名:賞春芳 

著者(編者):恵美長敏

出版年月日 :安永6 年(1777)跋刊

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1288417

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