top of page
草木花実写真図譜の画像

草木花実写真図譜

作画は、川原 慶賀(天明6年(1786) ~万延元年以降(1860~))。

江戸時代後期、長崎で活動した画家。出島出入絵師として風俗画、肖像画に加え生物の詳細な写生図を描いていました。文化8年(1811年)頃、当時の長崎で絵師の第一人者として活躍していた石崎融思に師事し、頭角を現します。文政6年(1823年)にシーボルトが商館付医師として来日しました。慶賀は日本の動植物等を蒐集し始めたシーボルトの注文に応じ、『日本』という本の挿絵のために精細な動植物の写生図を描きました。

 

文政11年(1828年)のシーボルト事件に際しては多数の絵図を提供した慶賀も長崎奉行所で取り調べられ、叱責されました。慶賀は伝統的な日本画法に西洋画法を取り入れました。精細な動植物図についてはシーボルトの指導も受けており、日本に現存する作品は約100点ですが、オランダに送られヨーロッパ各地に分散した慶賀作の絵図は6000~7000点ともいわれています。

慶賀が描いた動植物図のほとんどはオランダに送られ、シーボルトらの著作である『日本動物誌』等の図として利用されました。これらはライデン国立自然史博物館に所蔵されているが、その精密な図は今猶生物学者の使用に耐える標本図となっています。本作は、1・2冊目が草部、3・4冊目が木部。

※ リンク先は、ストレージ関係のためGoogleDrive(弊社アカウント)です。

川原慶賀 ほか『草木花実写真図譜 2巻』,前川善兵衛.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2606951

bottom of page