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モムニレ(ハルニレ?植物未特定)
毛武尒礼
ニレ・楡

巻16-3886 おしてるや難波の小江に廬作り隠りて居る葦蟹を大君召すと何せむに我を召すらめや明けく我が知ることを歌人と我を召すらめや笛吹と我を召すらめや琴弾きと我を召すらめやかもかくも命受けむと今日今日と明日香に至り立てれども置勿に至りつかねども都久野に至り東の中の御門ゆ参り来て命受くれば馬にこそふもだしかくもの牛にこそ鼻縄はくれあしひきのこの片山のもむにれを五百枝剥ぎ垂れ天照るや日の異に干しさひづるや韓臼に搗き庭に立つ手臼に搗きおしてるや難波の小江の初垂を辛く垂れ来て陶人の作れる瓶を今日行き明日取り持ち来我が目らに塩塗りたまひはやすもはやすも 食乞者

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