top of page
  • noteのアイコン
  • Instagram

サクラ

桜・佐久良・作楽

サクラ・桜

バラ科

Rosaceae

サクラ

巻5-829 / 梅の花咲きて散りなば桜花継ぎて咲くべくなりにてあらずや / 張氏福子
巻13-3309 / 物思はず道行く行くも青山をふりさけ見ればつつじ花にほえ娘子桜花栄え娘子汝をぞも我に寄すとふ我をぞも汝に寄すとふ汝はいかに思ふや思へこそ年の八年を切り髪のよち子を過ぎ橘のほつ枝を過ぐりこの川の下にも長く汝が心待て / 柿本朝臣人麻呂之歌集
巻17-3967 / 山峡に咲ける桜をただ一目君に見せてば何をか思はむ / 大伴宿禰池主
巻17-3973 / 大君の命恐みあしひきの山野障らず天離る鄙も治むるますらをやなにか物思ふあをによし奈良道来通ふ玉梓の使絶えめや隠り恋ひ息づき渡り下思よ嘆かふ我が背いにしへゆ言ひ継ぎ来らし世の中は数なきものそ慰むることもあらむと里人の吾に告ぐらく山傍には桜花散りかほ鳥の間なくしば鳴く春の野にすみれを摘むと白たへの袖折り返し紅の赤裳裾引き娘子らは思ひ乱れて君待つとうら恋ひすなり心ぐしいざ見に行かなことはたなゆひ / 大伴宿禰池主
巻18-4077 / 我が背子が古き垣内の桜花いまだ含めり一目見に来ね / 大伴宿禰家持
巻20-4395 / 竜田山見つつ越え来し桜花散りか過ぎなむ我が帰るとに / 大伴宿禰家持

bottom of page