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サキクサ

三枝

ミツマタ・三椏

ジンチョウゲ科ミツマタ属

Edgeworthia chrysantha

サキクサ

万葉集・歌 巻5-904 世の人の尊び願ふ七種の宝も我は何せむに我が中の生まれ出でたる白玉の我が子古日は明星の明くる朝は敷たへの床の辺去らず立てれども居れどもともに戯れ夕星の夕になればいざ寝よと手を携はり父母も上は勿放りさきくさの中にを寝むと愛しくしが語らへばいつしかも人となり出でて悪しけくも良けくも見むと大船の思ひ頼むに思はぬに横しま風のにふぶかに覆ひ来ぬればせむすべのたどきを知らに白たへのたすきを掛けまそ鏡手に取り持ちて天つ神仰ぎ乞ひ祷み国つ神伏してぬかづきかからずもかかりも神のまにまにと立ちあざり我乞ひ祷めどしましくも良けくはなしにやくやくにかたちくづほり朝な朝な言ふこと止みたまきはる命絶えぬれ立ち踊り足すり叫び伏し仰ぎ胸打ち嘆き手に持てる吾が子飛ばしつ世の中の道 / 山上臣憶良

巻10-1895 春さればまづ三枝の幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ吾妹 / 柿本朝臣人麻呂之歌集

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