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クリ

栗・久利

クリ・栗

ブナ科クリ属

Castanea crenata

クリ

巻1-19 / 綜麻がたの林の前のさ野榛の衣につくなす目につくわが背 / 井戸王
巻5-802 / 瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆいづくより来りしものそまなかひにもとなかかりて安眠しなさぬ / 山上臣憶良
巻5-876 / 天飛ぶや鳥にもがもや都まで送りまをして飛び帰るもの / 山上臣憶良
巻6-970 / 指進乃栗栖の小野の萩が花散らむ時にし行きて手向けむ / 大伴宿禰旅人
巻8-1634 / 衣手に水渋付くまで植ゑし田を引板我が延へ守れる苦し / 作者未詳
巻9-1688 / あぶり干す人もあれやも濡衣を家には遣らな旅のしるしに / 柿本朝臣人麻呂之歌集
巻9-1696 / 衣手の名木の川辺を春雨に我立ち濡ると家思ふらむか / 柿本朝臣人麻呂之歌集
巻9-1745 / 三栗の那賀に向かへる曝井の絶えず通はむそこに妻もが / 高橋連虫麻呂歌集
巻9-1783 / 松反りしひてあれやは三栗の中上り来ぬ麻呂といふ奴 / 妻 (4)
巻11-2790 / 玉の緒のくくり寄せつつ末つひに行きは別れず同じ緒にあらむ / 作者未詳
巻12-3070 / 木綿畳田上山のさな葛ありさりてしも今ならずとも / 作者未詳
巻15-3640 / 都辺に行かむ船もが刈り薦の乱れて思ふこと告げ遣らむ / 羽栗
巻17-3952 / 妹が家に伊久里の社の藤の花今来む春も常かくし見む / 高安王

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