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クハ、ツミ

桑・具波、柘

クワ・桑(山桑)

クワ科クワ属

Moraceae morus

クハ、ツミ

巻10-1937 ますらをの出で立ち向かふ故郷の神奈備山に明け来れば柘のさ枝に夕されば小松が末に里人の聞き恋ふるまで山彦の相とよむまでほととぎす妻恋すらしさ夜中に鳴く 作者未詳
巻3-385 あられふる吉志美が岳を険しみと草取りはなち妹が手を取る 味稲
巻3-386 この夕柘のさ枝の流れ来ば梁は打たずて取らずかもあらむ 作者未詳
巻3-387 古に梁打つ人の無かりせばここもあらまし柘の枝はも 若宮年魚麻呂
巻7-1357 たらちねの母がそれ養ふ桑すら願へば衣に着すといふものを 作者未詳
巻12-3086 なかなかに人とあらずは桑子にもならましものを玉の緒ばかり 作者未詳
巻14-3350 筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君が御衣しあやに着欲しも

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