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錦絵梅見

梅見とは、梅の花を見て楽しむこと。観梅。

梅は、江戸時代にたくさんの品種の育成・改良が行われ、現在では300種以上あると言われます。(錦絵・・江戸時代に流行した浮世絵の中で、明和年間(1764~1772)以降に広まった、多色で刷られた精巧な木版画が「錦絵」)


学 名:Armeniaca mume(Prunus mume)

科 名:バラ科属名:サクラ属

原産地:中国梅は中国原産の花木ですが、正確な渡来時期はわかっていません。

『万葉集』では100首を超える歌が詠まれていることから、奈良時代にはすでに栽培されていたようです。


現在の元号・令和は「万葉集」の梅花の歌三十二首の序文『 初春令月、気淑風和、梅披鏡前粉、蘭薫珮後之香 (初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す)』に由来しており、その序文というのが、当時大宰府の長官だった大伴旅人が、招いた客人たちと開いた「梅花の宴」をつづったものです。奈良時代は梅が貴族の中で人気で、万葉集に収められた歌の題材でも、桜より梅を詠んだ歌の方が多い。


園芸学的に分類すると、

花の観賞を目的とする「花梅」実の採取を目的とする「実梅」があり、さらに、花梅は「3系9性」に分類されます。   

野梅系・・野梅性、難波性、紅筆性、青軸性   

緋梅系・・紅梅性、緋梅性、唐梅性   

豊後系・・豊後性、杏性

盆栽では、野梅、緋梅、紅梅などが人気です。


上記3点は「亀戸梅屋舗」の錦絵です。亀戸梅屋敷は、かつて亀戸天神社の裏手にあった梅園で、龍が大地に横たわったような「臥竜梅」が有名で、300本程の梅が楽しめた名所でしたが、現在はもうここに梅林はなく、梅屋敷跡の碑だけが立っています。


錦絵の題の「衣更着(きさらぎ)」は如月のことで陰暦2月のことです。

華やかな女性4人が梅見をしながら、お酒や料理を楽しんでいます。


浅草奥山は、浅草寺の裏一帯。江戸の代表的な盛り場でした。見世物小屋が並ぶとともに、軽業や居合抜きなど特異な芸を見せつつ物を売ってたようです。


真崎稲荷明神社(現・石浜神社内の真先稲荷)や石浜神明宮(現・石浜神社、荒川区南千住)は名所で、対岸は向島北部、鐘ヶ淵、隅田村(現在の墨田区墨田付近)方面です。

真崎の料亭で下方より伸びた梅の花、室内左隅の柱には白椿、遠方には筑波山、雁行も描かれています。


梅が躍動した大胆かつ斬新な構図の錦絵。出版者が団扇や扇子などの和紙製品を扱う「伊場仙」。およそ400年続く老舗店。現在は14代目で日本橋で営業しています。



出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」

(https://rnavi.ndl.go.jp/imagebank/)

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