「一白花譜」は、江戸時代後期の旗本で本草学者であった斎藤兼光が、白い花を咲かせる植物を集めて編纂した図譜です。
斎藤兼光は、江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した本草学者です。
生没年:1811年(文化8年) - 1893年(明治26年)
出身地:江戸
師:栗本丹洲 - 江戸時代後期の著名な本草学者
業績:
白い花の植物を栽培し、その園に「一白園」と名付けたことで知られています。
維新後は静岡に移り、掛川農学社の創立に尽力しました。
本草学の知識を活かし、薬草の研究や普及にも貢献したと考えられます。
乾
斎藤兼光『一白花譜 2巻』[1],写. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2558136
坤
斎藤兼光『一白花譜 2巻』[2],写. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2558137