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幕末期渡来植物の図譜:新渡花葉圖譜


本書は国立国会図書館に収蔵されているもので、1914年に伊藤圭介(幕末から明治期の本草学者・蘭学者・博物学者・医学者日本初の理学博士)の孫・伊藤篤太郎が母の小春(圭介の五女)に転写してもらった写本です。


動物学者・博物学史研究者で、慶應義塾大学名誉教授(博物学史)磯野直秀氏(昭和11年(1936年)~平成24年(2012年))7月9日)が本書に触れています。以下。


江戸時代の日本には異国産のさまざまな草花や樹木、農作物などが持ち込まれたが、天保年間(1830~43)頃から蘭船持ち渡りの種類が目立ちはじめ、安政6年(1859)の開港以後はその数が激増する。なかでも万延元年(1860)の遣米使節、文久2年(1862)の遣欧使節は何百種類もの種子を持ち帰った。これら幕末期渡来植物の図譜としては、旗本馬場大助が残した『遠西舶上画譜』(東京国立博物館蔵)や『群英類聚譜』(杏雨書屋蔵)が著名だが、国立国会図書館にも好資料の『新渡花葉図譜』が所蔵されていることは、残念ながらほとんど知られていない。これは、尾張の渡辺又日菴が天保末年から明治初年まで描き続けた画集で、大正3年(1914)に伊藤圭介の孫伊藤篤太郎が母の小春(圭介の五女で、画才があった)に転写してもらった写本である。乾・坤2冊。 「引用:『新渡花葉図譜』:幕末渡来植物の一資料、磯野直秀」

『新渡花葉図譜』:幕末渡来植物の一資料 磯野直秀氏
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乾巻



渡邉又日庵 撰『新渡花葉圖譜』[1],伊藤小春写,1914.

国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2558209





坤巻